社会保険実務編
こんにちは。FPおじさんです。(^^♪
皆さんは、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)を知っていますか?多分、ご存知では無いと思いますので、解説していきます。マーケット(株式市場)では、「株を食べる(買う)クジラ」と呼ばれています。(笑)
年金積立金管理運用独立行政法人の略称が、GPIF(Government Pension Investment Fund)です。厚生年金保険事業及び国民年金事業の安定に資することを目的としている組織です。
要するに、公的年金の積立金運用を行っている公的機関がGPIFです。私たちの老後を支える公的年金の運命は、このGPIFが握っていると言っても過言ではありません。
〈GPIF基本ポートフォリオ〉
- 国内株式 ⇒ 25%
- 外国株式 ⇒ 25%
- 国内債券 ⇒ 35%
- 外国債券 ⇒ 15%
GPIFが公表している基本ポートフォリオでは、積立金の50%がハイリスク・ハイリターンの株式運用になっています。始めて耳にする情報だと思いますが、皆さんは、どう思いますか?
新型コロナウィルスの影響で、世界の株式市場が暴落しています。万が一、世界経済がリセッション(不況)入りした場合、GPIFの基本ポートフォリオは大きく毀損してしまいます。
少子高齢社会が進行する中、公的年金の支え手は急速に減少しています。その中で、GPIFが含み損を抱えてしまう事態になれば、絶望的な結果を招く可能性があります。
私たち国民は、早く気付く必要があります。国(政府)に頼ってはならない。1日も早くライフプランを見直して、質素倹約に務め将来に備えてください。そのために、是非、FP(ファイナンシャル・プランニング)を学びましょう。(祈)
出典:GPIFホームページ https://www.gpif.go.jp/