2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧
会計実務編 こんにちは。FPおじさんです。(^^♪ 今回から「固定資産の減損会計」について解説していきます。デフレ経済の下、導入された会計処理ですが大企業が中心のためFPおじさんの税理士事務所では無縁かも?しれません。(笑) 固定資産の減損とは、固定…
会計実務編 こんにちは。FPおじさんです。(^^♪ 今回は、工事契約に係る認識基準のうち「工事進行基準」をみていきます。工事進行基準は、工事の進捗状況にもとづいて工事収益を計上するため、工事収益の算定にあたって、決算日における工事進捗度を見積る必…
会計実務編 こんにちは。FPおじさんです。(^^♪ 今回は、工事契約に係る認識基準のうち「工事完成基準」をみていきます。工事完成基準はシンプルで簡単です。 工事完成基準とは、工事契約に関して、工事が完成し、目的物の引き渡しを行った時点で工事収益およ…
会計実務編 こんにちは。FPおじさんです。(^^♪ 建設業では、請負工事契約にもとづいて物件ごとに建設工事を行います。建設業会計では、この建設工事の過程について特殊な会計処理を行います。 建設業では、建設業の特殊性を考慮した勘定科目で会計処理を行い…
会計実務編 こんにちは。FPおじさんです。(^^♪ 釈迦に説法ですが、企業の営業活動において消費されることにより費用となる資産で、いくら消費したかを数量で把握できるものを「棚卸資産」といいます。棚卸資産は、原則として購入対価に仕入諸掛(付随費用)…
会計実務編 こんにちは。FPおじさんです。(^^♪ 今回は、商売の基本である仕入・売上の計上基準について、代表的な基準を解説していきます。難しいルールはありませんが、計上もれの無いように注意が必要ですね。 〈仕入の計上基準〉 入荷基準(到着基準)⇒ …
消費税法実務編 こんにちは。FPおじさんです。(^^♪ 前回に続き、今回も消費税の軽減税率制度について解説していきます。複数税率の導入に伴い、レジや請求書発行システムなどを買い替える必要があります。今回は、国(中小企業庁)の補助金についてみていき…
消費税法実務編 こんにちは。FPおじさんです。(^^♪ 前回に続き、今回も消費税の軽減税率制度について解説していきます。2019年(令和元年)10月1日から、消費税計算(仕入税額控除)に必要な帳簿及び請求書等の記載と保存の方法が変わります。 請求書等保存…
消費税法実務編 こんにちは。FPおじさんです。(^^♪ 前回に続き、今回も消費税の軽減税率制度について解説していきます。「外食」は軽減税率制度の対象外になっていますが、下記のような場合には軽減税率制度の対象になりますので注意が必要です。 事例① 牛丼…
消費税法実務編 こんにちは。FPおじさんです。(^^♪ 2019年(令和元年)10月1日から消費税率が10%になります。これに伴い、低所得者への配慮から軽減税率制度が導入されることになりました。 標準税率10%(消費税率7.8%、地方消費税率2.2%) 軽減税率8…
会計実務編 こんにちは。FPおじさんです。(^^♪ 今回は、特殊商品売買のうち「試用販売」を解説していきます。試用販売とは、得意先に商品を引き渡して一定期間試用してもらい、買い取りの意思表示があった時点で売買契約が成立する販売形態です。 なお、売上…
会計実務編 こんにちは。FPおじさんです。(^^♪ 前回に続き、今回も委託販売について解説していきます。委託販売に係る諸費用のことを「積送諸掛」といいます。積送諸掛には、「発送諸掛」と「販売諸掛」があります。 発送諸掛 ⇒ 委託者が受託者へ商品を発送…
会計実務編 こんにちは。FPおじさんです。(^^♪ 今回は特殊商品売買の「委託販売」を解説していきます。先日行われた第69回税理士試験の簿記論で出題(総合問題)されました。(笑) 委託販売とは、委託者が受託者に対して自己の商品の販売を委託する販売形態…
会計実務編 こんにちは。FPおじさんです。(^^♪ 今回は特殊商品売買の「未着品売買」を解説していきます。遠隔地の仕入先から商品を仕入れる場合、商品が到着する前に運送会社が発行する貨物代表証券を受け取ります。ちなみに、貨物代表証券には、貨物引換証…
番外編 こんにちは。FPおじさんです。(^^♪ 税理士事務所のお盆休みを利用して、福井県敦賀市へ2泊3日の家族旅行へ行ってきましたのでレポートしたいと思います。 今回の旅行の目的は、北陸のハワイと称される「水島」での海水浴です。水島は福井県の敦賀半…
会計実務編 こんにちは。FPおじさんです。(^^♪ 割賦販売の場合、代金を回収するまでの期間が長く分割払いであることから、代金を回収できなくなる危険性が高くなるため貸倒引当金の設定が必須になります。割賦売掛金に対して貸倒引当金を設定する場合、下記…
会計実務編 こんにちは。FPおじさんです。(^^♪ 割賦販売を未実現利益整理法により会計処理する場合、割賦販売利益率を算定する必要があります。今回は、その算定方法について解説していきます。 割賦販売価格は、通常、一般販売価格の数%増しで設定されます…
会計実務編 こんにちは。FPおじさんです。(^^♪ 前回に続き、今回も割賦販売について解説します。まずは、最も簡単な「販売基準」からみていきます。販売基準では、商品引渡時に販売高の全額を収益計上します。 〈販売基準〉※一般商品売買と区別します。 販売…
会計実務編 こんにちは。FPおじさんです。(^^♪ 今回から数回にわたり「特殊商品売買」について解説していきます。特殊商品売買には、「割賦販売」「未着品売買」「委託販売」「試用販売」があります。先日行われた第69回税理士試験の簿記論では、「委託販売…
会計実務編 こんにちは。FPおじさんです。(^^♪ 前回に続き、今回も一般商品売買の記帳方法について解説していきます。「仕入時」「売上時」「決算時」のタイミング別に会計処理(仕訳)をみていきます。 〈仕入時〉※掛仕入 三分法 ⇒ (仕入)/(買掛金) 分…
会計実務編 こんにちは。FPおじさんです。(^^♪ 学習簿記では、商品売買を「一般商品売買」と「特殊商品売買」に分類します。今回から数回にわたり、「一般商品売買」について解説していきます。 一般商品売買の記帳方法には、「三分法」「分記法」「売上原価…
会計実務編 こんにちは。FPおじさんです。(^^♪ 原価率と利益率は商売の基本ですが、その関係について解説していきます。中小企業でも少し意識することで、商売の質が変わると思います。 原価率 ⇒ 売価を1(100%)とした場合の原価の割合 利益率 ⇒ 売価を1…
会計実務編 こんにちは。FPおじさんです。(^^♪ 前回に続き、今回も税効果会計について解説します。税効果会計の会計処理は、下記のとおりになります。なお、相手勘定は、いずれも法人税等調整額(法人税等の評価勘定)になります。 将来減算一時差異 ⇒ 繰延…
会計実務編 こんにちは。FPおじさんです。(^^♪ 前回に続き、今回も税効果会計について解説します。「一時差異」は、将来における法人税等を減少または増加させる効果があり、次の2つに分類されます。 将来減算一時差異 ⇒ 将来、法人税等が減少(減算調整)…
会計実務編 こんにちは。FPおじさんです。(^^♪ 大企業の決算が中心になる税効果会計について、今回から解説していきます。将来における法人税等の増減効果を当期の決算に反映させる会計手続きを税効果会計といいます。 法人税等は、税務上の利益である所得金…
会計実務編 こんにちは。FPおじさんです。(^^♪ 今回は、前回解説した貸倒見積高の算定方法(貸倒実績率法、財務内容評価法、CF見積法)を詳しくみていきます。 〈貸倒実績率法〉※一般債権 貸倒見積高=債権金額×貸倒実績率 〈財務内容評価法①〉※貸倒懸念債権…
会計実務編 こんにちは。FPおじさんです。(^^♪ 商取引上生じた売掛金、貸付金などの金銭債権は回収できない場合があり、現実に回収が不能となったときは「貸倒損失」として損金処理できます。しかし企業会計上、現実に回収不能と確定してなくても、将来発生…
税理士編 こんにちは。FPおじさんです。(^^♪ 令和元年の税理士試験が、8月6日~8月8日に行われます。試験2日前ですが、受験生であるFPおじさんは受験申込者数が気になり、国税庁のホームページをチェックしました。(笑) 毎年減少傾向にある受験申込者…
法人税法実務編 こんにちは。FPおじさんです。(^^♪ 経営セーフティ共済(中小企業倒産防止共済)は、国(中小企業基盤整備機構)が運営してい共済制度(助け合い)です。 経営状態を一気に悪化させる恐れがある取引先の倒産(売掛金の回収不能)ですが、その…
法人税法実務編 こんにちは。FPおじさんです。(^^♪ 飲食その他これに類する行為(以下「飲食等」といいます。)のために要する費用(専らその法人の役員若しくは従業員又はこれらの親族に対する接待等のために支出するものを除きます。)であって、その支出…